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野の花
野の花ページを初めてから7年が経ちました。 始めたきっかけは八丈島のレグルスダイビングのホームページに2月に載っていたオオイヌノフグリの写真です。 横浜ではいつ咲くかなぁと歩きながら道ばたを眺め、4月に咲いたのでした。 オオイヌノフグリを探していると、他にもいろんな花が咲くことに気がつきました。 春にちょっと下むいてあるくと、あちこちで健気に咲いている野花を発見できます。 写真を撮っては図鑑で名前を調べ、それでも解らない花は野草に詳しい人に教えてもらって だんだん名前を覚えていきました。

オオイヌノフグリは子どものころから知っていたけど、他はタンポポ、ナズナ、カタバミ程度しか知らなかった私が こんなに野花の写真を撮るようになったのは、レグルスホームページに載っていたオオイヌノフグリのおかげです。 野の花写真を撮り始めたころは、本当にもう何でもかんでも、目についた花は手当たり次第に撮っては名前を調べていました。

どんな花でも珍しかった時期が過ぎて、今は何でもかんでもは撮らなくなりました。 そのぶん、何でも撮っていたころより、まわりの状況や背景のことも考えて撮るようになりました。 でも、撮る種類は明らかに減りました。 だから、撮り始めたころより、素敵な野花を見逃しているのかもしれません。

今年も野の花ページをスタートしました。 花を撮る枚数が減っているので、今までの写真よりひとまわり大きいサイズにしようかと思いました。 野の花ページを始めたころはブロードバンドがなかったので写真が小さいのです。 ようやくISDNが出たころだったので、大きくて重い写真はなかなか表示されなかったからです。 どうしようかなぁと思いつつ、野の花はこれでもいいのかなぁと今年は小さいままでスタートしました。 昭和天皇が語られたという「雑草という名前の花はない」ということばを思い出しながら、今年も野に咲く花を撮っています。  (2007年3月2日)

オオイヌノフグリ

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