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秋の蚊
厳しい残暑が和らいで、ようやくいい季節になってきました。 涼しくなっても蚊は飛んでいて、草木の多いところに行くと、まだ刺されます。 昨日は電車に乗っていたら、途中の駅から蚊を連れた人が乗ってきて、私の隣に座りました。 連れの蚊はどこに留まるか見ていたら、その人のバッグに留まりました。 よほど叩きつぶしてやろうかと思ったけれど、いきなり叩くのは失礼だし、断っているあいだに逃げそうだし、 じっとバッグに留まっていたので、見逃してやりました。

昨日は蚊は各駅停車のローカルな駅から乗ってきたから、まだいいのです。 先週は電車の中で蚊に刺されました。 それも、東京23区内を走る、夕方のラッシュで乗客も多い特急電車で、2か所も。

隣に座っていたおじさんが小さな黒いものを手で払ったのが目の片隅に見えました。 「あれ?蚊? まさかね」と確かめないで本を読んでいたら、腕がかゆくなってきました。 特急電車の中で蚊に刺されるなんて、すごーく理不尽な気分。 しかも、かーゆいかゆい。

秋の蚊は、弱り気味によろよろ飛んできて、しぶとく刺していきます。 涼しくなって残り少なくなった時間に、子孫を残すための吸血相手を必死に探しているのでしょう。 電車の蚊は思う存分、私の腕から栄養を採っていったようです。大きくぷくーっと腫れました。  (2006年9月19日記)

私の蚊取り器

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