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幻のミルフィーユ
ヨーキーの子犬を探していた頃、くるみ(ちびギャング。4か月のヨーキー)が生まれた店のそばにケーキ屋さんがありました。 あまり大きな店ではありませんが、座席もあるので、お店でもケーキが食べられます。 お腹がすいていたので、店までヨーキーを見に行く前にミートパイを食べました。

2回目に行った時には、ミートパイは売り切れで、お店でケーキを食べる時間もなかったので、 ミルフィーユとシュークリームと、もう1つ他のケーキを買って帰りました。 さぁ、食べようと箱を開けたら、一番好きなミルフィーユが入っていませんでした。 注文したのに、うまく伝わらなかったようです。 それから、その店のことを「幻のミルフィーユの店」と呼んでいます。

くるみを連れて帰った日も、ミートパイは売り切れでした。 突然、しんしんと降り始めた雪を眺めながら、ミルフィーユと暖かいコーヒーをいただいてから、 くるみを迎えに行きました。

先日、くるみのトリミングに行った時にも、その店のミートパイは売り切れでした。 幻はミルフィーユではなくて、ミートパイが幻になってきたようで、がっかりでした。 「電話してもらえば、取っておきますよ」と店の方に言われて、電話番号を教えてもらったりしましたが、 可能であれば、焼いてもらえないかと頼んでみました。 トリミングが終わるまでに1時間はかかるし、待つ時間はあったので。 そうしたら、「1時間半かかるけれど、それでもよければ」と焼いてくださいました。

トリミングとパイを待つ間に街を散策し、小綺麗になったくるみと、 いい香りを放っている焼きたてミートパイを6個かかえて帰宅しました。 ミートパイそのものもおいしかったけれど、予定外に焼いてもらった気持ちも嬉しい半日でした。   (2006年4月16日記)


ミルフィーユとミートパイ

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