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momoと歩いた道
今朝、食パンを切らして、近くのコンビニまで買いに出ました。 コンビニへ行く道はmomoが生きていたころ、毎朝momoと歩いた道です。

「momoちゃん、散歩行こかー」と赤いリードを目の前に持ってくると、momoはいつもすーっと鼻をリードの方へ寄せてきました。 呼吸を止める直前まで、momoは達者だった自分の足で歩いていました。 短い間でもmomoと散歩に出る時間は心なごむひととき。 momoも散歩は大好き。 外に出ると、いつもお決まりの場所に寄って、くんくんにおいをかいで。 私が写真を撮り始めると、そばでずっと待っていてくれて。 天気のいい朝には、コンビニで朝刊を買って、公園まで行きました。 ベンチにmomoを乗せて新聞を読んで。

そんな風にmomoと歩いた道は、momoがいなくなってからは歩く気がしなくて、まだ一度も歩いたことがありませんでした。 でも、食パンは急ぎだったし、「新しいヨーキーも来たことだし、そろそろ歩くか」と財布を持って、 コンビニに向かって歩き始めました。 ちょうど近くの小学校の登校時間と重なって、集団登校していく子どもたちの波に混じって坂道を上っていきましたが、 momoと登った階段を何か月ぶりかで見たとたん、とことこ登るmomoの姿が目に浮かんで、それ以上、前に進めなくなりました。 結局、家にもどって車を出して、遠くのコンビニまで行きました。

momoはいろんなことが起きたこの数年の戦友みたいなものです。 momoがいてくれて、本当によかった。 だから、可愛い子犬が来ても、やっぱり私にはmomoがいちばん!
とかなんとか、そのうちどちらも同じくらい可愛い存在になるのでしょうけど。  (2006年2月17日記)

散歩コンビニから公園へ

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