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もういちど、momo
momoのこと、思いがけなくたくさんの方たちからメッセージやメールをいただきました。 高齢だったことと、11月から体調を崩していたので、もうそんなに長くいっしょにはいられないだろうとは思っていました。 でも、最後にいっしょに過ごした日があんまり元気だったし、まさかこんなに早くいってしまうとは思っていなかったので覚悟もできず。

私が子どもの頃から親は犬を何頭も飼っていて、momoは8頭めでした。 momoは1歳未満の飼い主の影響を受けやすい時期に親の都合で2か月預かりました。 犬のしつけの本を買って、トイレのトレーニングから始めたので、いなくなったのが一番こたえました。 それに、ユニークな人格(犬格か!)でおもしろかったし。

毎晩、ウーウー唸りながら、うまく口を使って毛布にもぐり。 「Bon jour!」と言うと右手を上げるのに、発音が悪いと知らんぷりし(発音悪いと通じない)。 前足をちょんと触ると、お腹を上にしてひっくりかえるし、 キッチンから包丁の音が聞こえると必ず足元で居ずまいをただして私を見つめ、 わざと無視すると黙ってもじもじして、「ここにいるよ!」と目で「野菜ちょうだい」していました。 「ごちそうさまでした」と言うと、ちゃんと頭を下げるし(あー、親ばかー)。

この2年半にはいろんなことが起きました。 ストレスがたまることも多くて、 そんな日々にmomoと散歩に行くのがとてもいい息抜きで、momoがいてくれてよかったと何回も思いました。 今でもmomoは、また会いたいと思っている私に、ときどき夢に出てきてくれるいい子です。 母のお友だちの夢にまで訪ねて行ったそうです。

ショックが大きかった時にいろんな励ましの言葉もいただいて感謝です。 momoはたくさんの方たちからも思われていたようで、幸せに思っています。 この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。 (2005年12月16日記)

子犬momo

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