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レール&レンタカー
11月初め、西の方へ移動する途中に木曽へ行きました。 横浜から木曽へ行くルートは新幹線での名古屋経由と、横浜線で八王子に出て中央線塩尻経由、 さらに長野新幹線を使っての長野経由もありますが、長野新幹線は東京駅まで出なくてはならず、 あまり実用的ではありません。

開田高原へはJRの木曽福島から、おんたけ交通の路線バスに乗って行くことが多いです。 移動の途中に寄るので、いつも日帰りですから、開田で知り合った方には「いつも忙しい人」と言われています。 開田までの路線バスは1時間に1本あるかないか、料金は片道1000円以上もします。 おまけに終バスが早いので、冬でも夕焼けの頃まではいられません。

そこで、今月はバスには乗らず、JRの「レール&レンタカー」を利用することにしました。 1人で行くので小さな車でいいし、運賃2割引、特急券1割引のメリットはかなり大きいです。 木曽福島から開田までのバス料金が高いので、レンタカーしても、走行距離によってはバスで行くより低料金になります。

土日の開田は人が多いらしいですが、平日は静かで心和む高原です。 コナラの一本木の丘で御嶽山を眺めていると、時が流れるのを忘れます。 移動の多い落ち着かない日々を過ごすようになってすでに2年半。 生活が一変して、あんなに通った海にも行きにくくなりました。 おかげで海中散歩はあまりできなくなったけれど、その分、陸上の日本に以前よりもっと近づけたように思います。 その中でも開田で過ごす半日は穏やかで、宝物のような時間です。

前日の18時までに旅行代理店で切符とレンタカーの手配をしなくてはいけないのが、 行き当たりばったりの私にはとても億劫なのですが、木曽へ行く時にはレール&レンタカーがこれからも重宝しそうです。 事故をしないように気をつけないと。 それと、駐車する場所にも気をつけないと。 レンタカーは駐車場に駐車中にぶつけられても、修理期間中の稼働補償を支払わなくてはいけないのですってね。 理不尽だなぁ。
(2005年11月20日記)

レンタカーと御嶽山と

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