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ふたたび愛・地球博
ピタゴラスの万博ページに今は「イベント」を載せています。 グローバルコモンと名付けられた各国パビリオンが集まった区画にはそれぞれ、イベントスペースがありました。 そこでは毎日、世界の国々のショーが開催されていました。

イベントはEXPOホールで行われる公演に人気がありましたが、見るためには、前もって応募したり、9時から配布の当日整理券を入手する必要がありました。 でも、グローバルコモンのイベントスペースでのショーは整理券もいらないし、行列にも並ばなくていいし、ステージの前に座っているだけで、次々に各国のショーを見ることができました。 日本ではなかなか見られないというブルンジの太鼓音楽も聴けたし、パワーあふれるウガンダのダンスも見ました。

イベントスペースでのショーは屋外ですから、お腹がすいたら、持参のおにぎりや、シシケバブで冷たいビールを飲みながら見ることもできました。 アフリカの国々の集まったグローバルコモン5のイベントスペースは特に立派で、ステージは木製でした。 観客スペースにはベンチもあったので腰を掛けて見られたし、 午後からはステージの大きな屋根の陰になるので、そよ風に吹かれて見るアフリカのショーは格別でした。

万博のニュースでは混んだ会場の様子をよく映していました。 確かに開場前の入場ゲートに集まった人たちや、人気パビリオンの行列はすごかったです。 開場直後、嵐のように目的地に走る人たちの中で、呆然と立ちつくす外国人ご夫妻の姿も見ました。 でも、行列に並ばなくても、整理券をもらわなくても、イベントスペースの前に座っていれば、次々に始まる世界のショーを見ることができました。 会場の近くに住んでいるリピーターさんの何人もから、「パビリオンは春の空いているうちにまわったから、もういいの。 今はイベントが一番楽しい」という話を聞きました。 万国博覧会だもの。トヨタや日立、人気企業館ばかり見ていてはもったいないと思いました。

楽しかったイベントの写真には似たような写真がいくつもあります。 万博ページは私の万博記録、思い出のページですから。 (2005年11月1日記)

開場前の北ゲート

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