日ごろ、思うことなどつれづれに。 バックナンバーはこちらです。

愛・地球博
2005年日本国際博覧会「愛・地球博」へ行きました。 「自然の叡智」がテーマの万博は、どう考えても自然の叡智からはほど遠いほど腹立たしい入館システムを取っているパビリオンもありました。 それでも私には楽しい万博でした。 会場にいる間は時間が経つのを忘れました。

最初はがらがらだった万博も最後は連日連夜行列の万博となりました。 報道では混雑した様子ばかりを流して、「あんなに人の多いところに行く気がしない」という気持ちにさせたとと思います。 「人ごみが嫌いだから万博には行かない」という声をよく聞きました。 私だって行列や人ごみは好きではありません。 長い行列に並ぶのが好きな人、電車のラッシュが好きな人、道路の渋滞が好きな人はいないと思います。 長久手会場は確かに人だらけでした。 それでも関西への移動中に途中下車して寄りました。 会場に行ってみないと解らないことがたくさんあったと思ったから。 日本にいながら、世界各国に触れることができたから。 行列に並ばなくても楽しく過ごせる方法を見つけたから。

万博がすでに閉幕した今日、ピタゴラスの万博を始めました。 たくさん撮った写真の中から万博ページのために選んだ写真は200枚以上あります。 訪ねて見てくださる方たちにはうんざりする枚数かと思いますが、 私のための万博記録としてぼちぼち載せていくつもりです。

いろんなことがあって、この夏は思うように動けませんでした。 そのためいっそう、万博会場で過ごした時間は楽しいひとときとなりました。 ずいぶん前から渋谷駅ハチ公広場には「愛・地球博まであと何日」という電光板が出ていました。 それを見ても、キッコロやモリゾーを見ても、私には無縁、万博なんか行かないよねと思っていました。 でも、行ってよかったです。 「また行きたいなぁ」と思っても、もう終わってしまいました。 買ってまもないキッコロ携帯ストラップが取れてなくなったほど万博ラッシュだった東山線、朝の北ゲート、夜のリニモ待ちが今は懐かしいです。  (2005年10月1日記)



top