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市民プール
毎年夏になると屋外の市民プールがオープンします。 横浜市には国際公認大会が開催できる横浜国際プールから水深40-50cmの幼児用プールまであります。、 国際プールでは、大会開催がない日には、50mの公認プールでも個人利用で泳ぐことができます。

腰痛とは20歳の頃からのつきあいです。今も数日前から出ています。 数年前には3か月に一度、寝込む腰痛をくり返し、スポーツ整形の先生から「運動で直そう。水泳がいい。クロールで」と言われました。 クロールは長い距離を泳げなくて最初は25mもやっとでしたが、徐々に距離は伸びました。 よく泳いでいた頃には1kmくらいノンストップで泳いでいました。 今はさぼっているので、そんなに長い距離は泳げないけれど。

近くにある市民プールはレーンを切っていない25mプールで、昼間はボールで遊ぶ子ども達でぐちゃぐちゃになります。 でも、朝一番の9時に行くと空いていて、水は冷たくてきれいだし、子どもたちに横切られることなく、まっすぐ泳ぐことができます。 朝一番は大人スイマーの時間で、常連さん達が泳ぎに来ています。

気持ちいいので、最初はこの時間にリハビリ水泳に通っていました。ところが、朝の陽ざしは意外に強くて、日焼け止めを塗ってもどうも焼ける。 そのうち、「足の裏まで真っ黒じゃない。なかなかいないよ、そんな人」と言われて初めて自分の異様な黒さに気づいて止めました。 海でシュノーケリングをしていて背中が真っ黒に焼けることはあるけれど、クロールで泳いでいると、足の裏が日焼けすることを初めて知りました。 水泳は素足ですものね。

それからは夕方終了前の1時間に行くことにしました。 この時間も空いてくるけれど、プールの水は太陽に温められて、少し疲れたような感じ。 でも、だんだん日が短くなって8月の終わりになると、夕焼けが始まりそうな空の下で、 時には木立の中に高度を下げていく真っ赤な太陽を眺めながら、そしていつもヒグラシの声を聞きながら泳ぎます。 これはこれでまたいい気分。

7月にオープンする頃にはまだ蕾の多いサルスベリの木の下をくぐって泳ぎに行きます。 クローズする頃にはサルスベリの花は終わります。 腰痛リハビリ水泳はで今は朝の散歩に変わりました。 泳ぐ方がいいとは思うのですが、なかなかプールに行く気持ちと時間のゆとりがありません。 それでも、去年までは夏だけ近所の市民プールで泳いでいましたが、今年の夏はとても慌ただしくて、一度も行かずに終わりました。 今年は夏の水泳をさぼったから腰痛が出たのかなぁ。 来年は泳ぎに行こう。  (2005年9月16日記)

9月5日朝、営業が終わったばかりのプール

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