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めがね
高校の頃からめがねを持っています。 近視のめがねではなくて遠視です。 高校3年の時には右目だけが仮性近視になって、左目は凸レンズ、右目は凹レンズでした。 遠視の人は遠くがよく見えるし、焦点合わせが得意でなので、近くても本などの活字は読めてしまいます。 でも、それと引き替えに目が非常に疲れます。 だから、眼科の先生から常にめがねをかけるように言われていましたが、鬱陶しくてついついはずします。 で、はずしたところにめがねを置いてきてしまう。 だって、めがねがなくても見えるんだもの。

以前は、めがねはレンズだけでも片方1万円、フレームも1万円を下らないので高価な買い物でした。 ところが最近はノーブランドめがねがフレームとレンズ込みでも数千円で作れてしまいます。 したがって、当然のことながら、私のめがねはノーブランドとなりました。 ノーブランドめがねを5つほど持っていて、バッグにはたいてい予備のめがねを入れています。 いつ、どこに置いてきても困らないように。

先日久々に得意のめがね置き忘れをしました。 置き忘れたのはタクシーの中で、タクシー会社に電話をしたら、すぐに見つかりました。 置き忘れしたタクシーがたまたま私が帰宅する方向に向かっているらしいことも解りました。 運転手さんから携帯に電話をもらい、その時に乗せていたお客さんが、私にめがねを渡すために 途中で駅に寄ってもいいと言ってくださっていることを知りました。

運転手さんと待ち合わせて、駅でうまくめがねを受け取りました。 置き忘れしたタクシーに連絡を入れてくれたタクシー会社のスタッフ、 乗車中であったにも関わらず、私にめがねを渡すために近くの駅に寄り道してもいいと言ってくださったお客さん、 「降りられた時に気がつかなくてごめんなさい」と言いながら、めがねを渡してくださった運転手さん。 いろんな人の好意で、お気に入りのノーブランドめがねを受け取れて感謝、感謝です。  (2005年8月22日記)

タクシー会社に電話しながら見ていた空

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