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東急東横線
東急(東京急行)沿線に住んでいます。 地下鉄のみなとみらい線開通に伴って、東急東横線の高島町駅、桜木町駅が1月30日の運行を最後に廃止になりました。 過疎の地域で鉄道が廃線になることはあっても、横浜の中心部の鉄道が廃線になるのはセンセーショナルな気がしました。 70年の歴史を閉じる桜木町駅の最終日、たまたまみなとみらいまで行って、帰りは人であふれる桜木町駅から電車に乗りました。

みなとみらい線は地下の深いところを走るようです。 これまでの東横線横浜駅は地上2階でしたが、新駅は地下5階にあるようで、 こんなに深いと、乗り換えに時間がかかってたまりません。 災害などの緊急時にも地上に出るまでにずいぶん時間がかかります。 いくら中華街まで便利になると言っても、それほどしばしば中華街に行くわけでもなく...  改悪だ。

これまでの東横線横浜駅では桜木町方面からの電車がぐーっとカーブしながらプラットフォームに入ってきました。 私はこの風景が好きでした。いつも「電車が来た。これで家に帰れる」と思いながら、入線してくる電車を待っていました。

今日、元町・中華街まで相互運転を始めた東横線。 「乗り換えが不便になる、災害時に危険」と文句ばかり言っていないで、メリットを生かして中華街へも行こう。 (2004年2月1日記)


私が好きだった風景。最終日の午後、横浜駅から。

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