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柿の木
8月になりました。ようやく夏らしくなってきましたが、今のところ、夜は気温が下がって涼しくて、 日本の夏とは思えません。 赤道のそばの国でも、夜は長袖がほしくなったりすることもあります。「それなのに日本の都会は暑すぎる。 昼間は暑くなってもいいから、夜は涼しくなればいいのに」と常々思っていますが、ちょうどそんな具合です。 つい先日まで、窓から入る風が冷たくて、開けっ放しにできないくらいでした。 7月の平均気温が例年より5度も低かったとか。

親の家で朝、雨戸を開けると、目の前に柿の木が見えます。 春には白い花が咲いていました。 花が終わって、小さな実をつけていたのが、今では普通の大きさまでふくらみました。 雨戸を開けるたびに、「あぁ、また大きくなった。写真を撮っておこうかな」と思うのですが、 朝は何かと慌ただしくて、結局、今まで1枚も撮りませんでした。

涼しい夏でも、夏の花が咲いて、蝉はこれでもかと言うほど鳴いています。 これから蒸し暑い夏がくるのでしょう。 夏は暑くなければと思うのですが、夜は涼しいのが一番です。 そして、あとひと月もするとこの柿の実も色づいてくるでしょう。 今年は特に実が多いと父が話していました。残念ながら、渋柿だそうです。
庭の柿の実が熟す頃、7月が寒かった今年はどんな紅葉になるのだろう。  (2003年8月1日記)


青空と柿の木と

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